RikkaGamesBlog

daijoによるゲーム開発の忘備録などを書き込んでいきます。

unity1week「つながる」に参加して

はじめに


unity1weekでMetroTreeというゲームを制作したお話です。

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MetroTreeキャプション

路線図を模した樹形図を伸ばしていくゲームです。
スコアを伸ばすためには子孫を増やさないといけませんが、子孫が行く手を邪魔することも…。

 

 

結果

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unity1weekランキングキャプション


おかげさまで、6回目の参加となったunity1weekで総合1位になりました!
各6部門でも4つの部門でランキングTOP3に入っています!(tweetの2019年3月24日19:48時点)

 


各部門の所感も簡単に書いておきます。

 

◆楽しさ部門 圏外


 結構楽しくできたと思っていたんですが、まさかの圏外でした… 
 当初はパラメーターを6個で想定したんですが、いつものように複雑にしすぎる悪い癖ということに気がついたので4つに収めました。
 もしかしたらまだ複雑すぎたのかもしれません…。 うーん… 楽しくするって難しいですね…


◆絵作り部門 2位


 絵作りには結構こだわりました。いろんな看板を見て配色なども見やすい色使いを心がけています。
 映画とかで動く物体に対して情報の文字列が追従する感じって結構好きなんですよね。
 画面上部にそれらの情報は入れていて追従させる必要は無いのですが、カッコいいのでそういうのも取り入れています。


サウンド部門 1位


 今回は他とかぶらないようにBoothで有料の音源を探していました。結果、Booth内にあった無料のものがしっくり来たのでそちらを使用しています。
 SEも3000円くらいのSE集を購入し使用しています。沢山あったのですが吟味する時間がなく結局使用したのはクラップ音とゲームオーバー音のみとなっています…
 次回からはこれは有効活用できると思っていますので、まぁお手頃だったかなと。
 少し前にTLでみたクオンタイズで効果音を音楽に合わせるということをやっています。音楽と共にそこも評価されたような気がしますね。


◆操作性部門 10位


 マウスのみの操作にしてしまっていたのが原因かなと思いますね。
 左右のみの操作なのでキーボードでも対応は簡単にできたんですが最後の方で焦ってしまって… マウスがない人のことを配慮できていませんでした…


◆雰囲気部門 2位


 地下鉄・樹形図という軸を持っていたので、それを感じ取れるように意識していました。
 自分は雰囲気作りが結構得意なのかもしれません。


◆斬新さ部門 3位


 新しいという意味ではそこまで意識はしていませんでした。
 僕は絵作りから入るゲームづくりなので、正直に言うと発想やネタを考えるのがあまり得意ではないです。
 今回ランクインできたのはまぐれのような気がしますね…

 


制作過程


1日目 思いついたアイディアが2つ。どっちに絞るかで全然作業が進みませんでした…

 

2日目 とりあえず思いついていた片方を形にしてみました。2,3時間でこれくらいのビジュアルは作れるようになってますね。

そして思っていたよりもこの進捗動画に反応があってなんか焦りましたw

 

3日目 出かける用事があり作業できず… デザインの参考のため、ひたすら地下鉄の看板を見て終了。

 

4日目 地味にいろいろな実装をしていたはず… (記録無しで記憶が曖昧…)

 

5日目 出かける用事。作業殆どできず…

 

6日目 ほとんど進んでおらず急に焦りだす。

 

7日目 投稿直前まで名前を考えていなかったいつものパターン


最終日はほとんどリザルトとタイトル画面の実装をしていました。
リザルトはホント時間がかかるので余裕をもってやるべきでしたね…

 


という計画性のない1週間の流れでした…
記録を残しておくのは大事ですね。振り返りが楽です。

今回のメインビジュアルになった樹形図のやつは
以前からアニメや時々TLに流れてくる樹形図のグラフィックアートを見ていて、
これをゲームにしたら面白いだろうなーと常々思っていました。
それを今回実装してみたら案の定ゲームとの相性が抜群でしたね。

もう少し技術的なお話を混ぜても良かったのですが、至極簡単な仕組みで動いているので難しいことは何もしていないんですよね。
ビジュアルも作成したイラストは円と矢印くらいだったと思います。
今回はほとんどがデフォルトでも済むようなシステム・ビジュアルでしたね。
なにか要望があればそれについて追求した記事を書いても良いんですが、至ってシンプルですのでたぶん無いだろうと思います。


おわりに

 

今回の評価システムは素敵でした。
ネームバリューのある何人かの人はいつも上位にはいっていた感じがいつもあったんですが、
今回は評価点の平均値がランキングになっているので、
ゲーム自体での勝負をしているような感覚で過ごせたのが本当に良かったなーと思います。

欲をいえば、配点の分布図やアクセス数のグラフ、プレイ画面の滞在時間なんかの詳細な情報があれば、
もっと分析や考察ができたら面白いなぁと思いますね。

それとジリジリ評価が減っていっているのが少し気がかりです…。
強みであったサウンドもだいぶポイントを減らして今は2位になっていますし…
数日後には総合も2位に転落してたら悲しいですね…

まぁいろいろと楽しかった1weekでした!
主催のnaichiさんありがとうございました!